深呼吸日和

こころの時代のライフスタイル
シンプルで豊かに生きる幸福論

期待しない、期待させない ありのままに物事を見つめる

他人に期待するということ

私たちは他人に対して、知らず知らずに期待しています。

「これぐらいはしてもらえるだろう」
「これぐらいはできて当然だろう」

決めつけてしまうから、思い通りにならないことにイライラする。
自分の中の当たり前を他人に押し付けてしまっているのです。

理想を押し付け、期待通りにならないと他人を責めてしまう。

「どうしてわかってもらえない」
「なぜ思うように行動してくれない」

期待するから裏切られたと感じるのです。
期待が大きければ大きいほど失望も大きい。

期待値を小さくする。

人を信用しないということではありません。
偏見を持って相手と接するのではなく、ありのままに見るということ。

先入観に縛られず、常に心をニュートラルな状態にしておく。
そうすれば些細なことに一喜一憂せずに、穏やかな心でいられるのです。

人の期待に応えるということ

人は誰かの期待に応えるためにあるのではありません。
自分自身も同じように、他人の期待に応えるために生きているのではないのです。

嫌われないため、よく見られるために期待に応える。
他人の承認を得るために、自分を抑えてまで相手の要求に応えようとする。

周囲の期待を裏切ることができずに他人の顔色を伺いながら暮らすようになる。
自分を消して、他人の人生を生きることになってしまいます。

これだけ頑張ったのだから認められるべきだ。
報われないこと納得できずに、見返りを期待してしまいます。

上手くいかないと人のせいにして、現実を受け入れられなくなる。

何かに依存しない。
誰かに自分の人生を委ねない。

自分の人生の主人公は自分自身です。
あなたの人生の権限も責任もあなた自身にあるのです。

人に期待すること、人から期待されること

期待を押し付けることは他人の人生を支配しようとすること。
人の期待に応えようとすることは他人に人生の舵取りを任せることになる。

期待とは、期待する人の中だけにある思いでしかないのです。

期待しない。
期待させない。

期待とはまだ見ぬ未来を決めつけること。
こうなるはずだという決めつけが物事を歪ませます。

「期待」を手放すということ。
決めつけずにあるがままを受け入れる。

完璧を求めない。
結果だけに囚われない。

私たちはどんなときも「今」を見つめて生きていくのです。
 

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