深呼吸日和

こころの時代のライフスタイル
シンプルで豊かに生きる幸福論

「今ここ」こそが本番 人生にリハーサルはない

未来に向けて準備ばかりしている人がいます。
来たるべき本番に備えて練習を繰り返している。

「今」は「いつか」のための準備期間でしかない。

だけどね、人生に練習もリハーサルもありません。
私たちが生きている「今ここ」こそが本番なのだから。

「今ここ」こそが人生の本番

不安を消すように生きている人がいます。
未来に向けて、今を犠牲にしているような生き方を選んでいる。

「これさえ済めば」
「これ問題さえ解決すれば」

準備ばかりで大切なことはいつも後回し。

「我慢していればきっと」
そうやっていつかいつかと待っていても平穏な日々は訪れない。

今を対価にして未来の幸せを買うことはできません。
幸せは何かを犠牲にすることで得られるものではないんです。

人生に捨ててもいい時間なんてありません。
「今」は「未来」のための準備期間ではないんです。

もう自分をごまかすのはやめにしよう。
「今」から目をそらして、未来へ逃げるのは終わりにしよう。

私たちが生きているのは、他でもない「今ここ」なのですから。

自由に、望むように生きていい

人生は常に後戻りのない一方通行です。
だからこそ悩んだり迷ったり、未来のことに思いを馳せてしまいます。

でもね、いつまでもわからないことを考えていても仕方がない。
「今ここ」を楽しめない人は、どこに行っても変わりません。

私たちにでできるのは、目の前のことを全力で楽しむこと。
今この瞬間を大切にして生きることだけです。

だからといって、失敗しないように慎重に生きなさいということではない。
必要以上に神経質に考えることでもありません。

テストや試験ではないからこそ、合格や不合格があるわけではない。
点数も競争相手もいません。

誰かと競い合う必要もなければ、どこかへ到達しなけれはいけないわけでもない。

もっと自由に生きていい。
力を抜いて望むように生きていい。

生き方にルールなんてないんだから。

「今ここ」大切にを生きる

どれだけ準備をしてもうまくいくとはかぎりません。
いくら不安を払っても、また新しい不安の種が湧いてくる。

完璧を目指して同じところをぐるぐる回っているだけ。
いつまでたっても前には進まない。

私たちに与えられた時間は有限です。
予行演習などない、たった一度の人生です。

「あのときもっとチャレンジしておけばよかった」
そうやって後悔しても後の祭り。

失敗して恥をかいてもいいんです。
間違えて、そこから学んでいきましょう。

見切り発車で飛び出しても、そう大変なことになりはしない。
人生は案外なんとかなるものですから。

チャンスを待つだけの生き方からは卒業です。

「今ここ」を生きよう。
今この瞬間を楽しみましょう。

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コメント & トラックバック

  • Comments ( 3 )
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  1. いつも深呼吸日和を読ませていただいてます。

    ありのままの自分を受け入れるって難しいなと思います。
    気持ちが落ちている時に松籟さんの言葉でとても励まされるのですが、気がつくとまた自分を受け入れられなくなってしまいます。

    今まで自分の事を嫌い、すぐ他人と比較し、否定しながら生きてきたのでまだまだ時間が必要なのかなと思います。

    今の自分に満足し、自信を持って生きていきたいです。自分はこれでいいんだと思い続けていれば心からそう思えるようになる日は来るのでしょうか?

    • なおさん

      コメントありがとうございます。
      「ありのままの自分を受け入れる」って、なかなかむずかしいものですよね。

      人の心って浮き沈みがあるものだから。
      嫌なことがあると、自分を責めたり「私なんて」と落ち込んでしまいます。

      あまり深刻に考えないことだと思います。

      「ありのままを認められない自分なんてダメだ」
      そうやって余計に苦しくなってしまいますから。

      「そんな私でも、まあいいか」
      「落ち込むことぐらいあるさ、人間だもの」

      それぐらいでいいんです。
      全部含めて、ありのままのあなたなんだから。

      大切なのは心にとめておくこと。
      ありのままの自分でもいいんだと、覚えておくことなのではないでしょうか。

      • お返事ありがとうございます。

        心にとめておくことが大事なんですね。
        全部含めて自分なんだということを忘れずにいようと思います。

        いつか自然に自分を受け入れられる時がくることを信じたいです。

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