傲慢な心
私たちは、他人からよく思われたい、もっと認められたいと、周囲からの評価を気にしてしまいます。
事実を受け入れられないから、言い訳をして誤魔化そうとします。
認めたくないから、理由を探して自分を正当化しようとします。
自分は正しい、周りは何もわかってくれないと「誰か」や「何か」のせいにして、自分自身を肯定する理由をつくり出すのです。
言い訳をして他人も、自分自身も欺こうとします。
できない自分を認めることが怖いから、起きていることから目を逸らすのです。
こんなはずじゃないと、自分の弱さを認めたくないから、受け入れられないのです。
「ダメな自分」はいない
失敗はダメなことではありません。
できないことは悪いことではないのです。
失敗を認められず、できない自分を受け入れられなければ、それ以上の成長はありません。
「弱い自分」も「できない自分」も認めて、ありのままを受け入れることです。
自分を偽り、目を逸らしていては、いつまでも自分のことを肯定することはできないのです。
たとえ思い描いた自分はいなくても、ありのままの「今」を認めましょう。
「ダメな自分」なんて、どこにもいません。
それは、心の中でつくり出した想像でしかありません。
強くあろうとしなくてもいい。
正しくあろうとなんてしなくてもいいのです。
他人の評価を気にするあまり、自分を騙していても苦しい思いをするだけです。
自分の中にある「プライドという執着」は捨ててしまいましょう。
偽らず、欺かず、ありのままの自分をみつめてみましょう。
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