深呼吸日和

こころの時代のライフスタイル
シンプルで豊かに生きる幸福論

「見返りを求めない生き方」 自分の望むように行動する

見返りを求めない心

私たちはつい見返りを求めてしまいます。

心のどこかで見返りを期待して、他人に親切にする。
感謝されなかったり、求めていたような反応がないと相手を責めてしまう。

親切になんかするんじゃなかった。
こっちが助けてあげているのに礼儀知らずだ、と。

見返りがあって当然だと考えているのです。

自分だけ損をしたくない。
こちらが与えているだけなんて不公平だ。

そうやって、損か徳という考えに囚われてしまう。
自分にとって利益があるかどうかばかりに意識が向いているのです。

有益かどうかで判断するから、他人を対等な存在として見れなくなる。
常に見返りを求めていると、大切なものを見逃してしまいます。

何が得られるかではなく、何がしたいか

私たちは先にあるものばかり見ようとする。
進んだ結果に何を得られるかで、どこに向かうかを判断する。

どちらがより多く得られるか。
何を選べばより効率よく手に入れることができるか。

自分が与えた以上のものを欲しがる。
すぐに手に入るものや、目に見えるものばかりに手を伸ばす。

見返りがあるから行動するのではないのです。
それでは外からの反応に振り回されているだけになってしまいます。

自分の望む方向に進めばいい。
本当にやりたいと思うことをやればいい。

未来にある結果ではなく「今」に集中する。

結果は後からついてきます。
どんな道を選んでも「学び」はあります。

自分の望むことを望むように。
心の声に正直に生きていくことです。

支え合い、認め合う

やってもらったら自分も返す。
自分の行動に見合った見返りがないと、損をしたように感じてしまう。

多くのものが得られていることに気がついていないだけ。
目に見えるもの以外にも大切なものはあります。

今まで親切にされたことがあるはず。
沢山の人たちに支えられてきたはずです。

見返りを求めないことは、自分を犠牲にすることではありません。

人はひとりでは生きられない。
だからこそ支え合いながら生きていく。

誰かのためや、何かのためではなく、自分のできることをやればいいのです。

見返りのためではなく、手を取り合って生きていくということ。
私たちは助け合い、認め合いながら生きていくのです。
 

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