同じような物事でも、全く異なった感じ方をしてしまうことがあります。
出された熱いお茶を飲んて、どうしてこんなに熱いんだとイライラする。
熱々で身体が温まって美味しいと感じる。
その違いは、どの程度の温度を想像していたかです。
どういう状況を想像しているかという前提にあります。
決めつけない
人間関係に対しても同じことがいえます。
心のどこかで、これぐらいはやってくれるだろう、それぐらいはできるだろうという前提があるのです。
先入観を持って相手に接しているからうまくいかなくなる。
自分が求めていたものと違うから、裏切られたと感じてしまいます。
自分の中の勝手な思い込みを相手に押し付けてしまっているのです。
つい、誰もが自分と同じ「常識」を共有していると勘違いしてしまいがちです。
自分はできるから相手もできるだろうと考えてしまうのです。
反対に、みんなができているから自分もできるはずと考え、できない自分はダメだと落ち込んでしまいます。
人は誰もが同じではなく、できることも考えることも違っているのです。
先入観をとり払う
こういうものだという決めつけは、自分を押し付けることになります。
何かに取り組むときも、他人と接するときにも、決めつけをなくすことです。
あまり良くない噂を聞いたり、苦手意識を持っていると偏見が生まれます。
偏見を持って接していると、それが相手に伝わり、余計に関係がぎくしゃくしてしまいます。
色メガネで見ることなく、他人に自分の価値観を求めないことです。
先入観に囚われていると、本質的なことが見えづらくなるのです。
人間関係がうまくいかないのは、ありのままに相手をみれないから。
先入観ををなくせば他人にイライラすることも少なくります。
「決めつけ」をやめれば、他人に失望することもなくなるのではないでしょうか。
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