深呼吸日和

こころの時代のライフスタイル
シンプルで豊かに生きる幸福論

「幸せを求めて」 人は幸せを願い、理想を追いかける

幸せを求めて理想を追う

人それぞれ、なりたい自分や生き方の理想を持っています。

「お金持ちになりたい」
「有名になりたい」
「やりがいのある仕事をしたい」

こんなふうになれたらいいなと、各々が考える理想があるはずです。
では、なぜそうなりたいのかを考えたことはありますか?

なぜお金持ちになりたいのか?
どうして有名になりたいと思うのか?

きっとそれが「幸せ」に繋がると考えているからではないでしょうか。
私たちは知らず知らずに、幸せを求めて行動しています。

人の願いや理想を突き詰めていくと、その先には幸せに求めているのです。

幸せを見出すのはあなたの心

では先程の「お金持ちになりたい」「有名になりたい」ということが幸せに繋がるのでしょうか?
本当に「幸せになる」ために必要なことなのでしょうか?

人の行動が幸せを求めての結果でも、実際に幸せになれるかどうかは別問題です。

「幸せになるためにはもっと努力が必要だ」
「豊かな生活ができないと幸せになれない」

私たちはそうやって教えられてきました。
だけどその思い込みが、かえって幸せを遠ざけてしまうことがあります。

お金持ちになるためや、有名になるために不幸せを感じてしまう状況は好ましいとは言えません。
幸せを求めて不幸になっていては本末転倒です。

それらの理想はあくまでも幸せに至るための手段なのであって、目的ではないはずです。
目的はひとつでも、ゴールへ向かうための手段はひとつだけではありません。

ある人にとっては幸せにつながる道でも、それが自分にとっても同じであるとは限らない。
他人と比べたり、誰かの真似ばかりしていても仕方がないのです。

どこに幸せを感じるのか、何に幸せを見出すのかはあなた自身の心が決めることなのですから。
大切なことは「本当に必要な理想」と「一時の満足感を得るためだけの理想」とを区別することです。

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