深呼吸日和

こころの時代のライフスタイル
シンプルで豊かに生きる幸福論

自分の役割を演じなくていい 人の期待通りに生きなくていい

人は社会的な生き物です。
家庭では親や子供、会社では上司や部下いった役割が与えられます。

与えられた役割を演じることで認められ、安心する。

それぞれ置かれている立場があり、その立場に悩まされ、振り回される。
こう在るべきだという先入観が、私たちを苦しめます。

役割を演じる必要なんてない

夫婦とはこう在るべきだ。
親子とはこういうものだ。

もういい歳だから、大人になったのだから。
そうやって、自分の行動や考えに制限をかけてしまいます。

誰かが決めた「常識」に囚われ。
自分の中にある「あたりまえ」に縛られる。

こうしなきゃいけない。
こうでなきゃいけない。

決められたワクからはみ出ることを避けるようになります。

役割に縛られなくてもいい。
他人の期待通りに振る舞わなくていい。

自分の人生に誰かの許可はいりません。
自分を偽って生きる必要なんてないのです。

違っていても対等

親や上司という指導する立場。
その役割に苦しんでいる人が多いのではないでしょうか。

なめられないように「強くあるべき」
威厳を保つために「正しくあるべき」

しっかりしなければ、と自分自身を追いつめてしまう。

完璧な人間なんていない。
失敗しない人間なんていません。

間違えないことが正しさではありません。
弱さを見せないことが強さではないのです。

転んでも、そこから立ち上がる姿を見せればいい。
大事なのは、失敗することは悪いことではないと教えることです。

立場は違えど対等な存在です。
人は共に学び、成長していくものなのです。

望むように生きていい

私たちは、自分から役割を演じようとすることがあります。

その方が傷つかなくていいから。
演じていれば自分を出さなくて済むから。

こういうものだから仕方ない。
立場があるから仕方ない。

そうやって、自分が身を置いている役割のせいにする。
自分は悪くないと目を逸らす。

でも、そのままでは息苦しい。
自分を縛り、心を隠して生きなければいけなくなります。

与えられた役割に逃げなくていい。
誰かの望む自分を演じる必要なんてない。

私たちが生きるのは、常識の中でも、他人の期待でもありません。
自分自身の望むように生きていいのです。
 

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