深呼吸日和

こころの時代のライフスタイル
シンプルで豊かに生きる幸福論

後悔に囚われず現実と向き合う 過去を決めるのは今の自分

後悔と向き合う

「どうしてあんなことをしてしまったんだろう」
「もっとちゃんとやっていればよかった」

過去への後悔を引きずって、苦しい思いをしている人がいます。

過去をやり直すことはできない、だけど受け入れることもできない。
だから遠ざけて見ないふりをする。

「もう終わったこと」
「どうせ変えられない」

隅に追いやっても、後悔は消えずに抱えたままになってしまいます。

無理に忘れようとしなくていい。
感情を否定しなくていい。

過去を受け入れないと前には進めません。
いつまでも「後悔」という過去に囚われたまま。

過去を否定することは、今の自分も否定することにもなってしまいます。
目を逸らさずに、認めたくない事実と向き合うことが大切なのです。

過去は変えられる

時間が経つことで違う視点で見れることもあります。
自分が幸せだと実感できたとき、つらかった過去も必要だったと思えるようになる。

間違いや、やり直したい出来事。
あの経験があったから今の自分があるのだと過去を肯定できるようになる。

時間を巻き戻すことはできません。
起きた出来事自体は変えられない。

ただ、それをどう捉えるかは今の自分次第です。
解釈は自由に変えられる。

過去は固定化されたものではありません。
過去は絶対的なものという誤った認識に縛られなくていい。

変えられないものではなく、変えられるものに目を向ける。
過去の自分も今の自分も否定しない。

反省することがあるのなら反省すればいい。
そこから学び、人は成長していくのです。

後悔に囚われず今を生きる

できなかった自分も、やってしまった自分も許してあげましょう。
自分を責めて後悔していても事態が好転することはないでしょう。

「正しい選択」に囚われなくていい。

失敗したからこそ気がつけることがある。
遠回りしたからこそ見える景色があります。

何が良いか悪いかは自分自身で決めればいいのです。

過去への依存。
後悔という執着。

不満やストレスを過去のせいにせずに、目の前の問題と向き合う。
後悔のために今を犠牲にするのはやめにしましょう。

私たちが生きるのは過ぎ去った昨日ではなく、今日という現実です。
物事を選びとるのは過去ではなく、今を生きる私たち自身です。

後悔のない人生を歩むために、過去を受け入れて今ここを生きるのです。
 

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