認められたい「承認欲求」
私たちは認められたい生き物です。
人から必要とされたいと心で願っています。
自分の考えに自信がなく、常に誰かに認められていなければ不安になる。
違う価値観を受け入れられず、すぐに非難されたと感じてしまう。
人にほめられたい、認めてもらいたい、誰かに愛してもらいたいと。
過度にそういう思いを抱えている人が多いように感じます。
これだけ他人の役にたっているから自分が価値のある存在だと認識する。
そうやって自分自身を肯定しながら、自らの存在意義を見出しているように思います。
認められたいという気持ちを否定するつもりはありません。
問題は、過ぎた承認欲求は自分の生きる意味を、他者に委ねてしまうことです。
認めてもらうために本当の自分を押し殺し、他人の望む自分を演じてしまうことです。
違いを認める
人はそれぞれ違います。
得意なことや苦手なことにも違いがあります。
出来ることと出来ないことがあるのです。
自分にないものだけをみて、他人より劣っていると思わないでください。
人との違いを優劣だと思わないでください。
あなたはあなたのまま、ありのままで良いのです。
まずは自分自身が、きちんと自分のことを見てあげましょう。
自分のことを認めてあげましょう。
そして他人を認めて、多様な価値観を受け入れてみましょう。
他人に依存したり、こうあるべきだという考えに執着しなくていいのです。
大きなことを成さなくても、何者かにならなくてもいいのです。
大事なことは、人は皆、価値ある存在だと気づくことではないでしょうか。
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