孤独と孤立
人というのはある程度までの「孤独」には耐えられても、大勢の中で「孤立」することには耐えられません。
だからあえて自ら「孤独」を選択することがあります。
文明が発達していろんなものが便利になって、一人でも生きていけると錯覚してしまいます。
でも、人は弱い生き物。ひとりで生きていくことはできません。
他者と繋がりを実感していないと、どこかで歪みが生じてきます。
生物としての人
人間は大昔から群れを作り集団で生きてきました。
個々では弱い生き物でも、集団の力で生き抜いてきました。
その中でコミュニケーション能力を発達させたのです。
長い進化の過程で得られたものは、そう簡単には変えられません。
人は人、違う生き物としては生きられないのです。
情けは人の為ならず
誰かの為の行動も自分自身の為にしているのです。
それは見返りを求めて行うという意味ではありません。
自分自身の意思で助けたい、親切にしたいと思う心こそが結果的に己に返ってくるのです。
無理に繋がりを求める必要はありません。
ほんの少し心のドアを開けるだけでいいのです。
見ないようにしていたものを認識してみるだけでいいのです。
意識を変えるだけで少し世の中が違ってみえるはずです。
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