変わらないものはない
家と会社を往復するだけの毎日。
単調で漫然と過ぎる日々に、何のために生きるのかが分からなくなるときがあります。
人は刺激を求め、その刺激に慣れる生き物です。
刺激を求めても、より大きな刺激を欲してしまいます。
何かいいことないかなあ、と現実から目を背けていても仕方ありません。
どれだけ真摯に生きても、怠惰な生活を送ろうとも、時は無情にも移ろいます。
いつまでも同じでいることはできません。
望む望まざるにかかわらず、変化の時は訪れます。
退屈だと思えることは幸せなこと。
そういう当たり前の日々の中にこそ、豊かな営みがあるのです。
同じようでいて同じでない毎日。
来た道を振り返り、あの頃は良かったと、過ぎてからでは取り戻せないのです。
幸せに気づく
生きていく上でつらいことも、もちろんあります。
ただ、どんな物事にも何かしらの意義を見出すことはできるものです。
今あるもの、自分が持っているものによく見てみましょう。
自分は恵まれている方だと、他人と比べるのではありません。
誰かとの比較ではなく、自分自身の心と向き合うのです。
外側に救いを求めるのをやめてみましょう。
自分の外に目を向けるのではなく、自分の内側に目を向けてみましょう。
幸せとは置かれている状況を表すのではなく、心の状態です。
幸せは目的ではなく、心の在り方なのです。
幸せはなるものではなく、気づくもの。
他の誰でもなく、自分自身の中に見出すものなのです。
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