私たちはいつも色々なものを詰め込んでしまいます。
空いていると不安だから満たそうとする。
足りないものを探して埋めようとする。
現状に満足できずに、常に足すことを考えてしまいます。
自ら不安をつくり出して、今ある幸せをみようとしない。
目の前にある幸せを捨ててまで、必要のないものを得るための努力を重ねるのです。
余白から余裕が生まれる
心にゆとりを持たせておくこと。
暮らしの中に余白を持つことが大切です。
物が沢山あればいいというものではありません。
やるべき予定が詰まっていればいいのではありません。
これもいる、あれもいる。
これもしなきゃ、あれもしなきゃ。
空白を恐れてギリギリまで詰め込むから、息苦しくてすぐにパンクしてしまう。
私たちにはやらなければいけないこと、持っていなければいけないものが多過ぎるのです。
余らせることがダメなこと、恥ずかしいことかのように錯覚してしまいがちです。
持ち物も行動も、空きがあるくらいがちょうどいい。
世の中には必要な無駄というものがあります。
余白があるから心に余裕が生まれます。
余白とは心の休める場所でもあるのです。
余白の美学
何事もほどほどを意識するするようにしてみましょう。
なくてはならないものなど、それほど多くはないのです。
ものに埋もれていると、何が大事なものかがわからなくなります。
余白があるからこそ本当に必要なものが見えてくるのです。
増やすのではなく、既にあるものを丁寧に見つめる。
不要なものまで持とうとするから、あるはずのものに気がつかないのです。
要らないものは捨ててしまいましょう。
他人との比較ではなく、自分にとって必要かどうかで判断しましょう。
比べれば比べるほど不要なものは増えていきます。
詰め込むのではなく捨てる。
足すのではなく、引く。
物質的にも精神的にもゆとりを持たせておくことです。
無駄があるからこそ無駄がない。
余白があるからこそ、豊かに生きていけるのです。
Facebookでコメントを書く