深呼吸日和

こころの時代のライフスタイル
シンプルで豊かに生きる幸福論

人は持ちつ持たれつ 自分にとって必要なものを必要な量だけ

必要なものを、必要なだけ

わたしたちは多くのものに恵まれています。
有限ではあれど、分け合えば余るほどに沢山のものがあります。

奪い合うから足りなくなるのです。
ひとりの人間が持てる量以上のものを持とうとするから、不足し、争うことになるのです。

多くを持とうとすれば、それを維持するために、さらに多くのものを必要とします。
富を増やしては失うことを恐れ、その富を守るためにまた増やそうとするのです。

不安や痛みを追い払うために財を使い、その分をまた取り戻す。
その虚しい繰り返しです。

多ければいいというものではありません。
大切なのは自分にとって必要な量だけを得るということです。

そのためには「必要のもの」「必要な量」を知らなければなりません。

すべての物事には限りがあります。
それぞれが必要なものを必要な量だけ持つようにすれば、奪い合うこともないのです。

人と人は持ちつ持たれつ

皆と同じものを求める必要はありません。
他と違うものでなければいけないわけでもありません。

重要なのは、それが今の自分にとって必要かどうかです。

皆と同じだけ持とうとするのではありません。
人より多いか少ないかは関係ありません。

多くの人が理由があるから持とうとするのではく、持つことが理由になっているのです。

持っていないと不安だから持とうとする。
持っていることで優越感を得るから持とうとする。

何をどれだけ持っているかで人の価値は決まりません。

必要以上にものがあるのなら、足りない人へ分けてあげましょう。
自分が足りない時は、多く持つ人から分けてもらえばいいのです。

持ちつ持たれつ、そうやって人は生きているのです。

誰もが人より多く持とうとして、奪い合えばすぐになくなります。
必要な分だけを皆で分け合えば余るのです。

溜め込む必要などありません。
人はひとりで生きているのではないのですから。
 

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