深呼吸日和

こころの時代のライフスタイル
シンプルで豊かに生きる幸福論

不幸自慢が幸せを遠ざける「かわいそうな自分」が自らを不幸にする

「不幸自慢」ともとれるような自己主張を繰り返す人がいます。

自分が不幸であることを主張する。
こんなに大変で苦労している自分を、皆に知って欲しいと願っています。

ネガティブな面ばかりに囚われ、固執しているのです。
かわいそうな自分を手放せなずに、不幸を自分の一部にしてしまっているのです。

不幸である自分に執着していると、ずっと不幸と共に人生を歩むことになってしまいます。
幸せな自分を肯定出来なければ、いつまでたっても不幸なままなのです。

不幸な自分をつくりだす、不幸な人

現実は心で思い描く姿を投影します。
私たちは良くも悪くも、このイメージから逸脱することを拒みます。

自分の中のイメージを離れると落ち着かなくなります。
ここは違うと、自分の居るべきところではないと違和感を覚えるのです。

何度も繰り返される「不幸なわたし」が、不幸な自分をつくりあげます。
自己イメージに「不幸な自分」を定着させるのです。

幸せな自分はおかしい、そんなものは自分ではないと、知らぬ間に自ら不幸を望むようになります。

自分は恵まれていない、不幸なのだという思い込みが、自分自身を不幸の中に飛び込ませているのです。

自分から不幸になっているだけ

不幸自慢の心理には優しくされたい、受け入れてもらいたいという願望があります。
望めば望むほどに「不幸な人」になってしまいます。

何度も強く思うことに心は縛られます。
執着が強くなっていくのです。

まずは不幸自慢をやめることです。

世の中は不条理で、思うようにならないことも沢山あります。
苦しいことや辛いことも多いでしょう。

悪い面、ネガティブな面にばかり意識が向いていると、何を見てもマイナスにしか捉えられなくなります。

固執するのではなく、目を背けるのでもなく、事実として受け入れる。
大げさにせず、複雑せずに、ありのままを受け入れるのです。

あなたは、不幸なのではなく、不幸だと思い込んでいるだけなのです。
自分自身の心の中で、勝手に不幸になっているだけなのです。

不幸自慢はやめて、自分は不幸だと言うイメージを手放しましょう。
「不幸な自分」ではなく「幸せな自分」をイメージしてみましょう。

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