深呼吸日和

こころの時代のライフスタイル
シンプルで豊かに生きる幸福論

価値観の押し付け 他人を思い通りにしたい人

価値観の押し付け

「あなたはおかしい、普通はそんなことをしない」
「私はあなたのためを思って言っている」

そうやって自分の価値観を押し付ける人がいます。
自分が気にくわないだけなのに、理由をつけて他人をコントロールしようとする。

自分と違う意見は間違いだと否定します。
「もっとこうするべき」だと、自分の思い通りにさせようとする。

正しさの押し付け。
優しさの名を借りた価値観の押し付け。

自分に自信がないから異なった意見に不安になる。
自らの考えや生き方を否定されたようで惨めに感じてしまいます。

だからこそ自己正当化のために他人を否定してしまうのです。

違いがあっていい

人は自分が正しいと思いたい。

正しいのは自分、間違っているのは相手の方。
反発されると否定されたように感じて攻撃的になってしまいます。

「言い負かしてやろう」
「認めさせてやろう」

いつのまにか、どちらが上が下かの権力争いなっている。
相手を打ち負かす勝ち負けになってしまうのです。

「引いたら負け」
「相手の意見を認めるのは悔しい」

そんなふうに考えてしまうと、人間関係が息苦しく窮屈なものになってしまいます。

違う価値観があるだけ。
そこに上下も勝ち負けもありしないのです。

認め合うということ

考え方は十人十色。
どれが正しいわけでも、間違っているわけでもありません。

人それぞれの正しさがある。
物事は常に白か黒かの二つに分けられるものではないのです。

自分と違う価値観を否定しなくていい。
他人を否定することで自分の正しさを証明しようとしなくていい。

相手の意見を全て受け入れる必要はありません。
ただ違う意見を認めるだけでいいのです。

正しい生き方なんてない。
価値観の押し付けはいらない。

変えるのは「他人」ではなく「自分」です。
怖がらずに、自分自身が「これでいい」と思えることをすればいい。

そうすれば今よりも少し生きることが楽に感じられるのではないでしょうか。。
 

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