深呼吸日和

こころの時代のライフスタイル
シンプルで豊かに生きる幸福論

心の傷の治し方 過去の苦しみを抱えたあなたへの処方箋

心の傷を抱えたまま、ずっと苦しんでいる人がいます。
いつまでも癒えない傷に心を痛めている。

もう大丈夫。
今まで頑張ってきた。

心の傷は治ります。
ただ、そのためには「許す」ことが必要です。

心の傷の治し方

心の傷が癒えるには時間がかかります。

無理に立ち直ろうとしなくていい。
元気なふりでごまかしたりしなくてもいいんです。

悲しいときは悲しんで、つらいときには泣けばいい。
そうやって少しずつ、時間とともに傷は癒えていく。

だけど苦しみの元をいつまでも大事に抱え込んでしまう人がいます。
傷が癒えるどころか、化膿してよけいに酷くなってしまっている。

過去の自分、傷つけられた相手。
後悔や恨みに囚われたままでは傷は治らない。

心の傷をふさぐためには手放すことが必要です。

今、あなたが心に傷を負って苦しんでいるのなら。
消えることのない痛みを抱えているのなら。

苦しみの元を許すこと。
それが心の傷を癒す一番の薬になります。

自分自身のために許す

「許すなんて考えられない」
「自分だけが傷つけられて納得いかない」

ずっと苦しんできたんです。
簡単には許すことなんてできないかもしれません。

でもね、許しはあなたの心の傷を治すため。
あなた自身のために許しはあります。

今まで何度も耐えてきました。
ひとりでずっと頑張ってきた。

もう苦しまなくて大丈夫。
そろそろ解放してあげましょう。

なかったことにするのではありません。
忘れてしまうことでもありません。

事実をありのままに受け止めるということ。
前に進むために、自分の中で消化する作業が必要なのです。

もう傷なんてない

過去に原因を求めるのは終わりにしましょう。
過去に囚われるほど心の傷は広がっていく。

どんなに恨んでも、受けた傷はなくなりません。
どれだけ後悔しても時間を元には戻せません。

過去は変えられなくても過去をどう捉えるかは変えられる。
今の自分が過去に意味を与えられる。

それなら、目一杯都合のいいように解釈してしまえばいい。

もう本当は傷なんてないんです。
あなたを苦しめている傷は、過去への執着が見せている幻。

過去に何があったとしても、これからを決定づけるものではないんです。

私たちはいつからだって望むように生きられます。
どんなときだって幸せに生きていける。

今までがつらい日々だったのなら、これから幸せになればいいのだから。

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コメント & トラックバック

  • Comments ( 8 )
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  1. 友に裏切られて、好きな人には冷たい目で見られ、いじめられて、自殺をする度胸もなくて、これらの「過去の鎖」に締め付けられて、どれが自分の性格だったのかわからなくなって、毎日毎日壊れ続けている僕(俺)。親に相談しても解決するわけがなく、受け入れることも、決別も、許すこともできない。絶望しても希望を持っても、未来をみるのが怖い。どうすればいいのだろう。

  2. 誰もうらんでません。傷というより穴ができました。私は父がいなくて傷ついてます

  3. そうですね。
    まずは自分を許すこと、許してあげること。
    過去は変えられないけど、じぶんは変えられますね!
    ありがとうございます

  4. 私はたくさんの人を傷つけてしまいました。
    その代償に友達も婚約者も失いました。家族にも辛い思いをさせてしまいました。
    この3年間ずっと後悔をしてきました。
    何度も何度も自分に嘘をつき忘れようとしたけれど失ったものが大きすぎて、
    この3年間の間に手に入った喜びはわずかで、
    その喜びを噛み締めている瞬間の後ろにも常に不安と後悔が見え隠れしています。
    毎日、毎時間のように楽しかった過去が頭を過ると共に、裏切った悪人顔な自分がうかびます。
    そんなことがつづくと自分はちゃんと善人顔ができているのだろうかさえ不安に感じるようになりました。
    毎日失ったものを拾い集めることばかりを考えています。
    今側にいる友達にも家族にも心の内を打ち明ける事が出来ず、心は張り裂けてしまいそうです。
    毎日毎日どこか誰もいないようなところへ行けば別人になりすまし人生がやり直せるような気がしてなりません。
    人を傷つけてしまった人間は幸せになれる権利はあるのでしょうか。教えてください。

    • 理沙さん

      コメントありがとうございます。
      過去の後悔から自分を責めて、ずっと苦しんでいるんですね。

      きっとね、自分に嘘をついてごまかしても、違う場所で違う自分を演じても、後悔からは逃れられないんです。

      どんなに後悔しても過去は変えられないけれど、過去と向き合い、これからどう生きるかは選択できます。

      幸せになるために権利なんて必要ありません。

      たとえ過去に何があったとしても、私たちは幸せになれる。
      理沙さんだって幸せになれるし、なっていいんです。

      3年も苦しんだんです。
      もうそろそろ許してあげましょう。

      過去ではなく「今」を生きて、そして幸せになってください。

      • ありがとうございます。
        誰にも一度も心の内を明かしたことはなかったので心が少し救われました。
        まさか返信下さるなんて思ってもいませんでした。

        いただいたお言葉大事に大事にさせていただきます。苦しくなってどうしょうもない時読み返したいです。
        ありがとうございました。

    • 理沙さんの気持ちよくわかります。
      私も同じです。

  5. 傷ついた私は、つらくてつらくて、立ち止まり、身動きできません。
    私を傷つけた相手は、何事もなかったかのように、前を見て、前へ前へ進んでいます。

    事実を受け止められても、受け入れられず、立ち止まったままの自分がいます。

    こんな時「目一杯都合のいいように解釈する」
    とは、どういう風にとらえるということでしょうか。

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