「人生をやり直したい」
「もう一度過去に戻ってリセットしたい」
叶わぬ願いと知りながらも、願わずに入られない。
もう取り戻せない時間だからこそやりきれなくなる。
それでも私たちはこの現実を歩んでいくのです。
自ら選んできた道で幸せに生きていくのです。
人生で何を選ぶかはさほど問題ではではありません。
選んだ道をどう生きるかの方が大切なのです。
人生に迷うこともある
「これまでの生き方でよかったのか」
「もっと違う生き方があったんじゃないか」
ふとした瞬間に自分の人生に不安を感じることがある。
今まで歩んできた人生を振り返ってみると、そこに思い描いた自分はいなかった。
子どもの頃に思い描いた未来はこんなはずじゃなかった。
もしも、あの時もう少し考えて行動していれば今の人生とは違っていたかもしれない。
どこで間違えたのか?
できることなら人生をやり直したい、と。
だけどどれだけ悔いても過去を変えることはできません。
今置かれている環境が変わるわけでもありません。
現実から目を逸らし、答えがないものに思いを馳せても、いたずらに自分を苦しめることになるだけです。
悩んでもいい
生きていく中で悩みの全くない人などいません。
小さな不満を探し出せば切りがないでしょう。
先が見えない不安から、正しい生き方を求め、道標となるものを探してしまいます。
他人と比較して、自分の人生を良い悪いと考えてみたところで意味はないのです。
生き方に答えも正解もありません。
自分よりもいい生活をしていると感じる人と比べて、自分はダメだ、あんな風に自分もならなければと思う必要はない。
他人と同じにならなくてもいい。
誰かになんてなろうとしなくていいのです。
人は決して、他人と同じにはなれません。
必要なことは自分自身がどう生きたいのか、どう在りたいのかを明確にすることです。
常識や他人の意見に縛られず、自分にとっての幸せを自らに問い続けることです。
今の自分も否定しない
過去に戻って人生をやり直すことはできません
ですが、新たな気持ちではじめの一歩を踏み出すことならできるのです。
そのためには「今」と向き合い、現状を受け入れること。
今の自分も過去の自分も認めてあげることです。
幸せだと感じることができたなら、それまでの苦労や、迷い悩んだことも、全て必要なことだったと認めることができるはずです。
待っているだけでは変わりません。
何かを始めるのに遅いことなんてないのです。
気づいたときが最良のときなのですから。
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