深呼吸日和

こころの時代のライフスタイル
シンプルで豊かに生きる幸福論

人とのつながりで生きる 寄り添い、共に分かち合う幸せ

人は1人で生きることはできない

他人と関わるのが苦手。
人の輪に上手く馴染めない。

「孤立」するのが怖いから、自ら「孤独」を選んでしまう。

ひとりの方が楽だから、さみしくないと自分自身に言い聞かせている。
そうやって、ひとりで生きていくことを選んでしまう人がいます。

世の中は急激な速さで発展しました。
便利な世の中になり、ひとりでも生きられるように錯覚してしまいます。

だけど、人は弱い生き物です。
ひとりでは生きていくことはできません。

他者と繋がりを実感していなければ、どこかで歪みが生じてきます。
さみしいから誰かに寄り添い、助け合いながら生きていくのです。

自分だけで生きているのではない

人に迷惑をかけることを極端に避ける。
ひとりで何でもできることが「自立」だと、人に頼らず頑張ってきた。

弱さを隠してしまうから、人間関係に疲れてしまうのです。
人との関係が面倒くさいものになってしまいます。

全部ひとりで抱え込まなくていい。
頼ってもいい、強くあろうとしなくてもいい。

中には誰かを傷つけ、傷つられることもあるでしょう。

私たちはひとりで生きているのではないのです。
自分の中だけで物事が完結することはほとんどありません。

ひとつの行動が関連し合い、周囲に影響を与えます。
だからこそ、気づかぬうちに生かし生かされ、つながりながら生きているのです。

和であって迎合することではない

共に生きるということは、無理をして他人に合わせることではありません。
自分の思いを我慢することではないのです。

他人からの評価を気にしすぎて、不自由な生き方を選ばなくていい。

他者への思いやり。
相手に歩み寄ろうとする気持ち。

それは和であって、迎合することではないのです。

手をとり共に生きていくことは、他者に依存することではありません。
共に歩んでも別の存在だということを理解することです。

同じになろうとしなくていい。

自分と他人は違う。
寄り添うことはできても、重なり合うことはできません。

だからこそ、補い合って生きていくのです。

共に生きることは、共感し分かち合うこと

他人を違うことを怖がらなくていい。
他の人のように上手くできないことをみじめに感じなくていい。

誰かと比べる必要なんてない。
他人は比較の対象でも、競い合う「敵」でもありません。

共に歩んでいく大切な存在です。

人は他者に共感する力を持っています。
時に苦しみを和らげ、時に喜びを増幅させます。

他者の悲しみに寄り添い、幸せを共に分かち合うことができるのです。

生き方は人それぞれです。
正解も間違いもなく、人の数だけ人生があります。

ただし、それは個々ではなく「つながり」の中にあるものなのです。
私たちはひとりで生きるのではないのだから。

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