答えは自ら見出すもの
何でも簡単に手に入る世の中です。
インターネットに繋げば簡単に情報が集まります。
求めている答えが苦労せずに手に入る。
「答え」というものの価値が薄れているように感じるのです。
だからこそ、すぐに正解を欲しがる人が多いるように思います。
自分で探さなくても誰かが与えてくれると考えている。
与えられるから考えない。
すぐに手に入るから、あって当然だと考えるのでしょう。
簡単に得たものは、簡単に失うってしまいます。
答えとは自らが手探りで探していくものです。
誰かが与えてくれた答えは、その誰かにとっての答えでしかありません。
あなたにとっての答えは、あなた自身にしか出せません。
間違えては修正して、自ら試行錯誤しながら進んでいくのです。
回り道をするからこその気づきがあります。
答えを求める道中にこそ答えはあるのです。
答えに至るまでにも答えはある
すぐに結果が出るものにしか興味が持てない。
失敗することを恐れるあまり、安全で確実にものに安易に飛びつく。
「きっかけ」や「気づき」を与えくれるものよりも、答えや結果ばかりに注目が集まるのでしょう。
曖昧で抽象的なものを嫌がり、わかりやすい答え、自分に納得しやすい答えに正しさを求めるのです。
答えが出なくても、そこから得られるものは沢山あります。
正解はひとつではなく、絶対的なものでもありません。
答えがないのも、また答えです。
せかせかと焦らなくていい。
生き急がなくてもいい。
遅くとも、確実に進み続けることです。
そこに至るまでに経験があり、出会いがあり、気づきがあるのです。
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