深呼吸日和

こころの時代のライフスタイル
シンプルで豊かに生きる幸福論

折れない心の育て方 強い心ではなく柔軟な心

今「折れない心」が注目されています。
不安も多く、生きづらい世の中です。

早さや結果ばかりをを求められ心が休まることもない。
うまくいかないと「自己責任だ」「甘えだ」と、叱責される。

真面目でがんばり屋さんなあなただから余計に肩を落としてしまう。
心が挫けて、つらい思いを抱えてしまいます。

負けないように踏ん張らなくていい。
強くなろうとなんてしなくていい。

ただ心をしなやかにすればいいのです。
折れない心は、強さではなく柔軟であればいいのです。

折れない心

なにかとストレスの多い時代です。

精神的に消耗して心を病んでしまったり。
生きることに疲れてしまう人が増えているように感じます。

「もっと強くならないと」
「こんなことぐらいで弱音を吐いていてはいけない」

そうやって無理をして余計に自分自身を追い込んでしまいます。

心に余裕がないから、人の顔色を必要以上にきにかけてしまう。
失敗が重なるとすぐに意欲や気力を失くしてしまうのです。

「ポキッ」
自分でも気づかないうちに心が限界に近づいている。

我慢しなくていい。
強くなろうとしなくていい。

自分を傷つける生き方は終わりにしましょう。
折れるまで耐え続けるのではなく、折れない心を育みましょう。

強い心ではなく柔軟な心

「折れない心」と聞くと、何事にも揺るがない強い心を想像しがちです。
ストレスを跳ね飛ばすような、固い頑丈なイメージを抱く人が多いでしょう。

だけど折れない心とは、強い心ではありません。

「折れない心」とは固くて強い心ではなく柔軟な心。
力ずくで打ち負かすのではなく、受け流す「しなやかさ」です。

絶対にブレない強い意志。
必ず成功させるという思いは、ときに大きな力を生みます。

でも、人の心はもろいものです。
無理に強くあろうとしても些細なきっかけで簡単に崩れてしまいます。

「絶対にこう」
「これじゃなければいけない」

ひとつの形しか認められないと、どこかで行き詰まってしまいます。

何が起こるかなんてわかりません。
どうなるかなんて誰にもわかりません。

だからこそ、どうなってもいいような心持ちでいることです。

折れない心の育て方

強くあろうとするのではない。
優れた存在になろうとするこでもありません。

ただ、柔軟であればいい。

自然の世界でも同じです。
生き残るのは強い生き物でもなく、優れた生き物でもありません。

環境の変化に適応できる生き物が後世に残っていく。

柳のようにしなやかに。
水のように形を決めず囚われない。

心を柔軟にしておけば折れることもないのです。
常に心をニュートラルにとどめておくクセをつける。

決めつけないこと。
固くならないこと。

大切なのは日々の心がけ。
折れない心を育むのは、しなやかで柔軟な心です。

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コメント & トラックバック

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  1. By シロツメグサ

    息子は真面目で優しい子です。
    今 鬱で起きられない日や気分が落ち込んで苦しくなったりして苦しんで、そんな自分を責めたり、将来を不安に感じています。
    息子にも「しなやかな心」になって欲しいと思うのですが、どうしたら「しなやかな心」を育むことができるのでしょう。

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