深呼吸日和

こころの時代のライフスタイル
シンプルで豊かに生きる幸福論

心が疲れた時は余計なものを捨てる 決めつけず曖昧さを持つ

少しづつ何かを我慢して、少しづつ何かを失っていく。
日々の暮らしのなかで段々と積もっていく目には見えない何か。

「こういうものだ」「しかたない」と分かったふりをする。
自分をごまかして物分かりのいい人間を演じてしまう。

心が疲れた時は自分自身を見つめ直す時期なのです。
自分の中の余計なものを捨ててしまいましょう。

心が疲れた時は受け入れる

人は納得を求めます。
自分の行動に、今の状況に。

だから納得するための理由を求めます。
自分を正当化するための理由をつくり出すのです。

自分が弱いからだと、自分自身を傷つけて自らを追い込む。
自分は悪くないと、誰かや何かのせいにしてありのままを受け入れられない。

ますます心の中に澱が溜まったいく。
投げ出すことができずに耐えてしまう。

段々ストレスが蓄積されて、心にモヤモヤが増えていく。
心の塵を払いましょう。

溜まっていくばかりでは、いつかその重みに潰されてしまいます。
必要なのはごまかすことではなく、受け入れることです。

柔軟な心を持つ

禅の言葉に「柔軟心(にゅうなんしん)」というものがあります。
決めつけず縛られず、何物にも囚われない柔軟な心を持つということです。

人は執着を持つほどに生きづらいと感じてしまう。
違う価値観を受け入れられなくなっていまいます。

自分と違うものを否定しない。
自分と同じものを他人に求めるから苦しいのです。

それぞれの考えがあり、正しさがあります。

正しいかどうかで判断しない。
自分にとっての正しさを相手に押し付けない。

大切なのは曖昧さを持つこと。
気楽に考えてみましょう。

悲観的に考える必要なんてありません。
自分から苦しまなくてもいいのです。

心が疲れた時は決めつけず曖昧さを意識してみましょう。
しなやかだからこそ、折れない心を保てるのです。

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