溜め込まず、吐き出す
私たちは日々、多くのものを抱えながら暮らしています。
強く在ろうと、沢山のものを背負い込んでしまいます。
自分の中だけに溜め込むばかりではなく、吐き出すことも必要です。
流れのないものは淀んでいくだけです。
時には大声を出したり、自分の思いを誰かに話したりするだけでも心が軽くなることもあります。
泣いてもいいのです。
涙を流すことは決して恥ずかしいことではありません。
目にゴミが入った時などに出る涙とは違い、感動や悲しみの感情から流れる涙には心を沈める作用があります。
とくに他者への共感から生まれる涙には、ストレスを抑える効果が高いと言われています。
涙を流したあとにスッキリしたという経験をされた方も多いのではないでしょうか。
涙とともに溜まったストレスやネガティブな感情を洗い流すのです。
最近いつ泣きましたか?
いざ泣こうと思っても、すぐに泣けるものではないですよね。
泣くことへの抵抗から、泣くことを無意識に止めてしまっていることもあります。
無理に泣こうとするのではありません。
泣いてもいいと理解することです。
せき止めている枷を外すことです。
泣かないことが強さではありません。
強い人ほど自分をさらけ出せるものです。
弱さを隠すことではなく、弱さを認めることが強さなのです。
最後に泣いた日を覚えていますか?
Facebookでコメントを書く