深呼吸日和

こころの時代のライフスタイル
シンプルで豊かに生きる幸福論

「禅的シンプルライフ」 今ここを見つめて、ただ懸命に生きる

私たちはつい、過去に囚われてしまいます。
まだ見ぬ未来に思いをはせて、今あるものを犠牲にしてしまいます。

私たちが生きる場所は、過去にも未来にもありません。
いつだって「今ここ」にしかないのです。

あなたの足元に目を向けてみましょう。
今の自分を受け入れてみましょう。

禅に学ぶシンプルな生き方で、「今ここ」を懸命に生きていきましょう。

今ここを生きる

今を生きるとは目先の幸せを追い求めることではありません。
将来のことをないがしろにすることでもありません。

ありのままを認めて、受け入れるということ。

時には過去を振り返ることも必要でしょう。
しかし、過去の苦しみに縛られたり、栄光にしがみついていては「今ここ」を生きることはできません。

まだ見ぬ未来に思いを馳せることも必要でしょう。
だけどそれは、現状から目をそらし「今ここ」を否定するためではないのです。

過去にすがるのではなく、未来に逃げるのでもなく「今」を精一杯に生きるということです。

禅の言葉に「一行三昧(いちぎょうざんまい)」というものがあります。
ひとつのことに集中すること、今ここを生きることに無心になるということです。

何かに努力しているときだけが無心で生きることではありません。
日々の生活、普段の営み全てに対して言えることなのです。

考えすぎない

考えても仕方がないことは考えないことです。
悩みに深刻になりすぎても物事が好転することはないでしょう。

人生はなるようになる。
思い通りにいかないこともあるし、ままならないのが人生です。

どんな結果になったとしても受け入れましょう。
現実を受け入れられずに気づかないふりを続けないでください。

もう少しシンプルに考えてみましょう。
正解や答えを探さなくてもいいのです。

私たちが存在するのは「今ここ」で在り、そこ意外には在りません。
ただ、「今」を見つめて懸命に生きる。

それが「今」を生きるということなのです。

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