深呼吸日和

こころの時代のライフスタイル
シンプルで豊かに生きる幸福論

自分磨きの方法 自分磨きとは見せかけではない自分を磨く

「自分のことが好きじゃない」
「今の自分に満足できない」

誰かと比べ、他人からどう見られているかを強く意識している。

華やかに映る自分。
他とは違う特別な自分。

外見ばかりを取り繕う、間違った自分磨きに走っている人がいます。
その誤った自分磨きが幸せを遠ざけてしまっているのです。

自分磨きとは

自分磨きとは外見を着飾ることではありません。
地位や名誉を得ることや、豊かに見せる努力をすることではないのです。

今の自分を捨てて、違う誰かになろうとすることでもありません。
今の自分を否定することから幸せは生まれない。

自分に足りない何かを埋めていくこと。
立派に見せてくれるものを継ぎ足していくこと。

お金をかけて価値ある自分をつくり上げていく。
誰かに自慢するための「見せかけの自分磨き」に精を出す。

余計なものを増えることで自分自身を窮屈にします。
ありのままの自分を認めることができずにつらくなる。

それではいつまでも、心から自分を愛することができないのです。

見せかけではない自分を磨く

「何かを持っているから」
「何かができるから」

そこを基準にすることでしか人の価値をはかることができない。

自分の優位性を証明しようと次から次へと足していく。
他人を見下すことでしか自分の価値を認めることができなくなっているのです。

こうなりたいという願望。
こう見られたいという理想の自分。

無理をして演じていても苦しくなる。
自分磨きとは見せかけではない自分を磨くことなのです。

見栄を張らず、ありのままの自分を受け入れてみましょう。

自分磨きの方法

自分磨きは一夜にして、違う自分に生まれ変わるようなものではありません。
大切なのは日々の意識や毎日の習慣。

外ではなく自分の内面に目を向けてみる。
男性も女性も関係ありません。

余計なものは捨てる。
詰め込むのではなく余白を持つ。

ないものねだりではなく、自分にあるものを意識してみるのです。
自分にとって本当に必要なものを丁寧に見つめてみましょう。

自分の心に正直に生きる。
どんな自分であっても、ありのままの自分を愛せるのです。

自分磨きとは今ある幸せに気づくこと。
執着を手放して、生きることを楽しくさせるものなのです。

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コメント & トラックバック

  • Comments ( 2 )
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  1. 松籟 さま

    いつも拝見させていただいております。
    ここ2年間の私の苦悩が、今回のコラムに凝縮されているような気がします。
    自分がいやらしいと感じます。見下す気持ち。
    それが支えている柔い自信。
    そんな自分すら受けとめる。痛みます。

    問題が発生したら、頭では解決策を考えて対処しながら、何故か心が追いつきません。何でこんなミスをしちゃったのか、馬鹿だなぁ…と。
    そんな自分も受け止める。痛いです。

    いつも自分には何か足りない。その不足感を原動力だと思っていました。
    コペルニクス転換のようです。ある物を見つめて、積み重ねる。少しずつ、頑張ってみます。

    • マイさん

      コメントありがとうございます。
      私たちは誰もが少なからず、自分に対して不安や自信のなさを抱えています。
      それは決して不自然な感情でも悪いことでもないと思います。

      ただ、不安や自信のなさを埋めるための方法を間違えてしまうと、生きることが苦しくなってしまいます。
      ごまかすのではなく受け止めること。
      無理をなさらずに、ご自身なりのペースで進んでいってください。

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