深呼吸日和

こころの時代のライフスタイル
シンプルで豊かに生きる幸福論

「人と比べない生き方」人生は競争でも勝ち負けでもない

私たちは幼いころから比べられてきました。

親から周りの子どもと比べられ。
学校では成績の順位で比較され。

大人になっても仕事の成績。
どんな会社で働いているか、収入はいくらか、何を持っているか。

あの人よりも、誰かよりも。
常に比較されることで自分の価値や存在を認められてきました。

もう誰かと自分を比べなくていい。

人と比べない生き方

「人より上に立ちたい」
「負けたくたい」

私たちは誰と争っているのでしょう?
いったい何と競い合っているのでしょう?

人生は競争ではありません。
上か下かと勝ち負けを争うものではないのです。

他人と比べる必要なんてありません。

私達はみんな違います。
ひとりひとり異なるからこそ、それぞれの良さがあるのです。

そこにはただ違いがあるだけ。
違うものを無理に比べようとしなくていい。

個性であって、優劣ではかるようなものではないのです。

地位や名誉、何を持っているか、どれだけお金を持っているか。
そんなものに関係なく、私たちはみんな対等な存在なのです。

比べるから苦しい

幸せそうにみえる人、成功しているように感じる人。
自分と比べて、自己嫌悪に陥ってしまいます。

今まで満足できていた生活も、自分より裕福な生活をみて急につまらないものに感じてしまう。
比べるから劣等感や、自分を惨めに感じてしまうのです。

「自分はまだましだ」「まだ恵まれている方だ」
他人を見下し安心する。

追い越されないように、少しでも上に見られるように。
見栄を張るためだけの必要のないものを増やしてしまう。

他人よりも上に立つことでしか得られない幸せは、常に誰かと争うことになる。
人の成功を喜べなかったり、失敗を願うようになってしまいます。

人と比べて生き方は、他者が競い合う「敵」になってしまうのです。

幸せは誰かとの比較ではかるのではありません。
上か下かと比較して競い合うものではないのです。

競争の先に幸せはない

私たちはずっと比較され、比べることを強いられてきました。
「競争の人生」から抜け出すのは簡単なことではないでしょう。

慌てなくていい、少しずつでいい。

外ではなく自分の中に基準を置くことです。
自分にとって何が大切で、何が必要なのか。

誰かと比べてではなく「自分の軸」を持つことです。

今あるものに感謝する。
今置かれている状況に感謝する。

自分にないもの、足りないものではなく、あるものに目を向けてみましょう。
あなたを縛り、苦しめている執着を手放しましょう。

幸せは競争の先にあるのではありません。
争いに勝利した一部の人だけが得られるようなものではないのです。

誰もが心穏やかに幸せに生きていくことができる。
争わず、認め合いながら、人の比べずに生きていくのです。
 

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コメント & トラックバック

  • Comments ( 5 )
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  1. 毎回拝見しながら癒されています。
    人と比較しないと自分を測る基準がなくて不安に感じてしまうのですが。

    • ゴトーさん

      コメントありがとうございます。
      外ではなく、自分の中に基準を持つことです。

      何を大切にして生きていくのか。
      そのために必要なものは何なのか。

      他人との比較ではなく、自分自身がどう思うか。
      常に自問していくことではないでしょうか。

  2. いつも他人と比べてしまって苦しいです。
    比べなくてもいいんですか?

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