私たちは多くの人に助けられ、沢山のものに生かされています。
ときに誰かを傷つけ、気づかぬうちに迷惑をかけてしまうこともあります。
困ったときはお互い様。
人はひとりでは生きられない弱い生き物です。
だからこそ、助け合い寄り添いながら生きてきました。
大切なのは感謝の心を失わないこと。
「ありがとう」という気持ちを忘れないことです。
「感謝」の反対は「当たり前」
人は慣れる生き物です。
はじめは感謝したいたことも、しだいに鈍感になってきます。
「やってもらって当然」そんなふうに考えてしまいます。
身近なものほど「当たり前」になりやすい。
つい感謝の心を忘れてしまいがちです。
「感謝」の反対は「当たり前」
相手を「敬う」気持ちが薄れていく。
感謝の気持ちがあっても、口に出して言わくなる。
思っているだけでは伝わらないこともあります。
「ありがとう」
感謝の心を、言葉して伝えてみましょう。
言われた相手も、言った本人も気持ちがいいものです。
身近な人に感謝の言葉を伝えてみませんか?
人はひとりで生きているのではない
感謝を「義務」や「義理」と捉えている人も少なくないように思います。
良くしてもらったからお礼を返さなくてはいけない。
助けてもらったのだから恩を感じなければいけない。
「やってもらったからしかたなく」
そんな気持ちが少なからず含まれているのです。
自分にとってプラスになったときだけ感謝する。
何かをしてもらったときだけ感謝するのではありません。
人は自分だけに力で生きているのではないのです。
自分の弱さを認めること。
驕ることなく、謙虚さを持つこと。
今があるのが当然ではなく、多くの人たちのおかげです。
沢山のものに自分が生かされていることに気づき、自覚することです。
ありふれた日常にこそ感謝する
私たちは変わらない毎日があることを「当たり前」だと思って過ごしています。
人が生きるということ、平和が日々があるということ。
当たり前になりすぎて、そこにある幸せに気がつかない。
何か特別なことがないかぎり、改めて感謝することもありません。
「特別」に対してだけ感謝をするのではないのです。
どんなときだって感謝の心を忘れないでいましょう。
何でもない「今」という瞬間に感謝しましょう。
特別ではなく、何でもないありふれた日常にこそ感謝する。
足る心を知り、恵まれていることを実感する。
感謝できれば今ある幸せに気がつくことができるのです。
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