深呼吸日和

こころの時代のライフスタイル
シンプルで豊かに生きる幸福論

【お悩み相談】子供を心配しすぎる自分を変えたい

今回は、子供を心配しすぎてしまう、というお悩みです。

子供を心配しない親はいないでしょう。
ですが「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。

過干渉は子どもから多くの機会を奪い取ってしまいます。

【お悩み相談】子供への心配性を治したい

はじめまして。
ご相談させてくだい。

私には小学1年生の息子がいます。
過保護というか、子供に対して過剰なぐらい心配性になってしまいます。

心配でなにも手に付かなくなったり、子供のことで自分が必要以上に落ち込んだりという状況です。

歳が言ってからの子供ということもあり、もともと過保護なところはありました。
ですが小学校に入ってからさらに酷くなってしまっています。

勉強には付いて行けているか、友達からいじめられていないか。
心配で心配で、学校から帰ってくると一から十まで質問攻め状態です。

息子もウンザリしているようで、最近少し避けられているように感じます。
先日、夫からももっと伸び伸びさせてやれと言われてしまいました。

自分でも今のままではいけないと自覚はあります。
だけど子供には不幸になってほしくない、幸せに育って欲しい思うと止められません。

子供にも自分にも良くないとわかっています。
なにかアドバイスを頂ければと思います。

【回答】必要なのは適度な距離感

子どもが心配にならない親なんていませんよね。

子どもが危険な目にあっていたら、自分のことをかえりみず飛び込む。
それぐらい大切な存在です。

だからといって全てを共有して抱え込む必要はありません。
あなたと子どもは同じではないのですから、分けて考えることが必要です。

「不幸になってほしくない」
「あなたのためを思って」

そうやって子どもが失敗する権利、そこから学び取る権利を親が奪ってしまう。
親の過干渉が子どもの自立や自発的な行動を邪魔してしまう。

愛情とは障害を取り除くことではありません。
何が幸せかを決めるのは、あなたではなくお子さん自身です。

大切なのは適度な距離で見守ってあげること。
子どものSOSに気づいてあげることです。

「どんなことがあってもあなたの居場所はここにある」
「どんなあなたであっても愛している」

そのメッセージを伝え続けること。

親が心配ばかりでは子どももチャレンジできなくなってしまいます。
安心して失敗できる環境をつくってあげてください。

この記事が気に入ったら
「いいね !」 お願いします

コメントを書く

*

Facebookでコメントを書く